旧作

決算！忠臣蔵

3.3点

監督：

出演：

堤真一、岡村隆史、濱田岳、横山裕、荒川良々、妻夫木聡、大地康雄、西村まさ彦、木村祐一、小松利昌、沖田裕樹、橋本良亮（A.B.C-Z）、寺脇康文、鈴木福、千葉雄大、鈴鹿央士、荻野由佳、上島竜兵、堀部圭亮、山崎一、波岡一喜、宮本大誠、芦川誠、山口良一、近藤芳正、桂文珍、村上ショージ、板尾創路、滝藤賢一、笹野高史、竹内結子、西川きよし、石原さとみ、阿部サダヲ

ジャンル：

邦画 / コメディ / 時代劇

スポットレンタル価格：80円(税込)

堤真一、岡村隆史共演、『殿、利息でござる！』の中村義洋監督によるコメディ時代劇。御家再興の望みを絶たれた赤穂藩筆頭家老・大石内蔵助ら赤穂浪士たちは、主君の仇討ちのため吉良邸への討ち入りを計画するが、予算が足りず計画は難航し…。

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決算！忠臣蔵の作品情報

（作品情報に関するお問い合わせ）

レンタル開始日：

2020-05-02

制作年：

2019年

制作国：

日本

品番：

80DRJ-30421

制作：

脚本：

原作：

音楽：

収録時間：

125分

メーカー：

ハピネット

音声仕様：

日：ドルビーデジタル5.1ch、日（バリアフリー音声ガイド）：ドルビーデジタルステレオ

色：

カラー

字幕：

日（バリアフリー）

画面サイズ：

シネスコ

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決算！忠臣蔵のレビュー

現在13件のレビューが投稿されています。

レビュー総合評価

★3つ (3.3点)

評価分布

星5つ: (2)
星4つ: (2)
星3つ: (7)
星2つ: (2)
星1つ: (0)

作品の印象

作品の印象グラフ

3点 2020-10-01 アイドル時々ＡＶ。だって男 (2701)

十六文＝現在価格４８０円、１文＝３０円と認識して見るの！？　時代は１６９１年（元禄四年）です。
物凄く出演人物が多いので、一部だけ。
大石内蔵助＠堤真一。浅野内匠頭＠阿部サダヲ。吉田忠左衛門＠西村まさ彦。勘定方：矢頭長助＠岡村隆史。勘定奉行・貝賀弥左衛門＠小松利昌。次席家老・大野九郎兵衛＠西川きよし。大石りく＠（故）竹内結子。瑤泉院＠石原さとみ。不破数右衛＠横山裕。大高源五＠濱田岳。堀部安兵衛＠荒川良々。落合与左衛門＠笹野高史。大石松之丞＠鈴木福。奥野将監＠大地康雄。菅谷半之丞＠妻夫木聡。

映画では登場人物にテロップ表示が出ますので、ある程度は理解できるかな？　吉本興業が絡んでいる映画なので、吉本芸人も多数出演。
赤穂藩＝お取り潰し＝倒産・・・なるほど。色々分かりやすく説明あり。「えこひいきはあかん！」等、関西方面言葉が飛び交っていて、聞いている自分には新鮮でした。
ひたすら、ことごとく使った金額がテロップ表示で出される。討ち入り実行までかかる費用は莫大。それを一生懸命、捻出や金庫番してた人達も凄いと確かに思える。岡村さんはいい演技してましたな。「番方、いっつもこうや」で、まさかの途中退場でしたが。
個人的には出演者名を見て「爆笑映画か」と思ってましたが、そうじゃ無かった。クスリと笑える映画で大爆笑シーンは無かったです。真面目な映画でした。あくまでも討ち入りまでにかかった費用をクローズアップしていく映画でございました。
なので江戸に滞在してた赤穂の者たちの浪費ぶりに腹が立ちますな！　アレコレ道具を用意してもらいたいがる赤穂の浪人達に舌打ちする家老に(笑)。源五役の濱田岳さん、リストラ係での説き伏せ説明が最高です。

総合評価、普通の★３。故・竹内結子さんが出ていらっしゃって複雑な気持ちの今です。

2人が参考になったと評価しています。

5点 2020-05-31 tahahiyo (8)

最近問題は起しましたが岡村隆史がええ仕事してますよ。笑える。

1人が参考になったと評価しています。

3点 2020-10-02 帰り路をなくして・・・。 (4493)

時代劇は嫌いですが、石原さとみ氏が出演していたのでみて見ました。

監督：中村義洋×主演：堤真一＋豪華な出演者で、期待しました。
が、
コメディ時代劇の割に面白く無い作品でした・・・。
し、
石原さとみ氏の出番も少なく残念でした・・・。

2人が参考になったと評価しています。

2点 2020-05-09 itoya009 (3787)

残念。何より、岡村隆史が前半しか出てない。
この映画の話題はキャスト面では、絶対「岡村」メインでしょうに。
それと、仇討ちのマジメと笑い部分のバランスが悪い。
仇討ちの予算うんちくは面白いが…。
バランスよく真正面からバランスよく作られた同時期・同傾向の
「引っ越し大名」とは真反対。

2人が参考になったと評価しています。

3点 2020-09-21 茶雅丸 (1671)

討ち入りにかかる経費の明細を綴った忠臣蔵の史料エンターテインメント。

ご存知「忠臣蔵」の時代劇だがお金で読み解く討ち入りまでにかかる経費の合算の様子を丹念に娯楽作品化している。

観始めるまではテキトーな「そろばん勘定」なのかなとタカをくくっていたが、さにあらず。

使われた史料は大石内蔵助が遺したとされる「預置候金銀請払帳」というもので箱根神社に奉納されているらしい。

原作本があり「「忠臣蔵」の決算書」という新書で山本博文という史料編纂を得意とする歴史家の著述である。

つまりこの作品は娯楽向けの喜劇作品ではあるが学術的にも本格派で歴史的に濃い内容である。

「殿、利息でござる！」にしても原作本を実際読んでみるとオオオ！という感じで胸あたたまる先人の「無私の教え」をやり込めていたが、後続作は忠臣蔵の決算書がネタ元ということでやや冷めた算術というか算盤侍の活躍どころが目立つ。そういえば加賀藩の懐事情をまさぐった先行作があるだけに柳の下のドジョウ狙いか？という疑惑も若干ながら湧いてしまう。

このところ「お金で読み解く」という歴史書の類いが出版界で流行っていて私も一通り楽しんで読んでしまったりもするのだが、書籍では飽き足らず映画化にまで漕ぎつけているところをみると、これらは我々の同時代の日本の経済不況が相当深刻であり、とりわけ「格差社会」と無縁ではないという時代性を反映しているのではなかろうか。

この映画では吉良の様子が描かれず１００％赤穂浪士側から忠臣蔵を描いたという点において偏りは否めないものの、お家おとり潰しにより赤穂浅野家がジリ貧になりだす様子がお金の流れで分かり、また当時の貨幣価値を現在の貨幣価値に換算することで江戸時代の庶民の金銭感覚を今の時代に蘇らせて炙り出す。

番方と呼ばれる大石内蔵助の役である堤真一だけでなく赤穂浅野家の家臣たちはみな金銭については無頓着であり浪費の場面が一杯綴られている。

詳しくは本編に譲るとして、注目すべきは「蕎麦の場面」と「くるわ（遊郭）の場面」だ。
片や質素で庶民的。片や羽目を外した贅沢三昧の境地という対比的な出費の場面だろう。

採点は星三つ。
面白かったので星四つかなとも思えたのだがカネ勘定をしているだけのようにも思える。残高のカウントを開始するあたりが見せ所のようだがカネ勘定だけで映画が成り立つのかというと、この映画ではすんなり成り立っているので何ともいえないが(笑)、なにか物足りなさもある。たとえば現代に通じる「格差論」のヒントが隠されているのかというと、これといえる慧眼もなければお知恵を拝借できる余地もない。それこそ「討入りするにも金がこんなにかかります」といった程度の歴史の蘊蓄話だけで途絶えている。それだけでも十分に面白く見応えがあるのだが作品としてのボルテージがイマイチ上がらないという点はマイナス評価だろう。

1人が参考になったと評価しています。

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中村義洋×笑える堤真一×笑える岡村隆史×笑える

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