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  • 4点 最初の晩餐
    最初の晩餐
    一家が葬儀で語らう晩餐劇。最後の晩餐ではなく「最初」というのが捻くれているがダヴィンチの壁画がモチーフだと知れる。あちらはイタリア。こちらは日本でありロケ地は長野県上田市。本編内容からすると両国間は何…(続きを読む)
    一家が葬儀で語らう晩餐劇。


    最後の晩餐ではなく「最初」というのが捻くれているがダヴィンチの壁画がモチーフだと知れる。

    あちらはイタリア。こちらは日本でありロケ地は長野県上田市。
    本編内容からすると両国間は何のツナガりもないかに思えたが、後半近くまで見続けると案外そうでもないみたいで、他の人の観方はよくわからないが私はこの作品からキリスト教精神をだいぶ感じとった。

    この映画は、いきなり父の葬儀から始まるといった倒叙ミステリであり、最後のはずがきちんと最初になっている。ロケ地が日本なので日本的に視ようとすると多少混乱が生じるので私が思うにはキリスト教的解釈なしにはプロットの読み込みが不完全になりやすいと思う。
    けだし宗教方面に無関心であったにせよ日本映画にありがちな家族映画の一遍として難なく観通せるため、美術宗教画としての「最後の晩餐」との比較検討はプラスアルファでの感受のせいであり、またそれはパブリックコメントできるようなものではなく私人(信心)の感慨深い鑑賞上の愉しみともいえるかもしれない。

    映画では家族の父親役である永瀬が登場すると空気感が一変する。父親という威厳のある役柄のせいもあるが、家族全員が永瀬の寡黙だが行動的なペース配分に「同期して合わせる」のだ。

    永瀬の伴走があると役者全員が永瀬流のペース配分に同期するから、永瀬がいるうちは芝居の走りが安定しているが、中心人物たる永瀬が不在になると、まさにこの映画で描かれるような各々が勝って気ままの「父不在の家族同士の不信感」が募りだす。

    この不信の様子は、壁画で視ることができた最後の晩餐でのイエスを取り囲む「弟子たちの言い争い」だ。

    この映画は、日本人の家族関係を再現してみせてはいるのだが、次第に家族とはいえない不和があると気付き、しかしながら「父親の弟子」のようなものとしての家族的な一体感(復活感)を教え諭すところがあるなと知れる。

    そしてここが究極的には人類愛につながる普遍的な家族愛の「萌芽」なのである。

    ちなみにイエスは大食漢で知られ、誰とでも気兼ねなく食事を共にしたと伝えられていて、罪人が一緒でも構わないところがあり食事を中断することがなかった。なぜあんな奴と一緒に食事をするのだと周りの者に咎められても意に返さないのだ。

    「誰とでも」というのが大事でキリスト教系の慈善団体が乞食にすら食事を分け与えるのも上記のようなエピソードに基づくわけである。

    採点は星四つ。

    五つには届かなかったが良く練れた家族劇としてクオリティが高い。
    五つに届かない理由は色々あるが時代精神として考えると「前時代的」ともいえる古風な家族像が脳裏にチラつくところが玉に瑕。
  • 2点 ローグ・ウォリアー 全面戦争
    ローグ・ウォリアー 全面戦争
    AIロボットと人類の戦いを描いたSF未来劇。ロボットが空中をうろつく近未来社会。人類は奴らに狙われて殺害されるという全面対決のはずだが劇中ではわずかな兵士が描かれるのみ。最初から最後まで少数陣営でロボット…(続きを読む)
    AIロボットと人類の戦いを描いたSF未来劇。


    ロボットが空中をうろつく近未来社会。人類は奴らに狙われて殺害されるという全面対決のはずだが劇中ではわずかな兵士が描かれるのみ。

    最初から最後まで少数陣営でロボットとの戦いに挑むのだが、逃げているのか戦っているのか、どっちなのか不明。

    主演の女性兵士が立ちまわるのだが後半の謎解きあたりで一体なんの映画だったのかさえ定かではなくなる。

    賞金稼ぎ的な勢いが感じられるが賞金とかは出ない(笑)。


    B級ちゃあB級なんだけどAIロボットの特撮を結構がんばってて、その割に手抜きとしか思えないシーンもあり、なんか勿体ない気がした。
    ゴリラみたいな野郎がでてきて突然「あ」という意表を突くシーンがあり、支離滅裂なんだけど遊び感覚の「見せ場」を盛ろうと画策しているのかもしれない。

    採点は星二つ。
    だめな映画の部類だろうけど、なんで自分はこんなの観ているんだろう、停止ボタン押せばいいのにナァとか愚痴をこぼしつつ、いちおうラストまで観てしまう。
    なんで観たくなるのかというとロボットに襲われるという設定の分かりやすさが好きなのかもしれない。ハイテクの武器を扱わせるとかのSF的な世界観は支持に値すると思うので評価がかろうじて最低点だけは免れている。

    なので「スジは悪くない」気がするのだが如何せんB級ということで細部のアラなどがあって苦笑を禁じ得ない。シナリオで細部の至らなさをカバーできるかというと脚本も酷いのなんのって。



  • 3点 天気の子
    天気の子
    上京した少年が出会う不思議な天気の子のアニメーション映画。「君の名は。」で一世を風靡したあとの後続作となるが前作との比較は難しいかもしれない。音楽担当などは同じだが内容や作画からすると「言の葉の庭」に…(続きを読む)
    上京した少年が出会う不思議な天気の子のアニメーション映画。


    「君の名は。」で一世を風靡したあとの後続作となるが前作との比較は難しいかもしれない。
    音楽担当などは同じだが内容や作画からすると「言の葉の庭」に近い部類ではないかと感じた。
    なかでも都心の風景が目に焼き付くため首都東京への観察眼が際立つ。

    わたしは「言の葉の庭」を視て、これは実写のドラマでもよく何故アニメにしなければいけないのかと不信に感じたが、「天気の子」についても前半から中盤にかけては同様な制作陣の「アニメへのこだわり」が不可解に思えたりもしたが次第にアニメでしかなしえない「天気(天空)」の作画を視るにつけ創作アニメの巨視的な有用性を了承するに至った。

    ただしやはりパートタイムで視ると、本作が実写のドラフトで成立していると知れる。丁寧な作画のように思えて引き写しが安直すぎる。とくに都心の模様を写す風景画などは完全に実写の下地(写真から起こした下書き)アニメであり、こんな手間をかけて写実アニメの細密画を見せつけられても、だったら俳優を起用して実写ドラマで東京の街を好きなだけ映せばいいではないかといった疑問が生じてしまう。



    ケチをつければキリがなく他のレビューアーに譲るとして、本作の良さを挙げれば、新海アニメ全体に言えることだが「風」を感じさせる作・風かもしれない。

    さやわかな新風が閉塞した今のご時世とは裏腹に、颯爽とアニメの鮮やかさとともに命を育む。

    そしてそれは私みたいな昭和世代からすると「若々しい」「瑞々しさ」のある、新時代にふさわしい国民待望の「あれ」とか「それ」に思える。

    じゃあ何もかもが新しい時代精神なのかというと、そうでもないらしく、ドラマの部分は懐かしい昭和の「昼メロ」みたいな味わいがあったりもする。


    ドラマだけでいえば「臭い芝居」みたいな場面もあったりするが、アニメのせいか幾らか実写よりも見た目は和らいでいるようだが、全般的に「おセンチ」なムードが漂う作品構成である。


    このおセンチぶりが、秒速「おセンチ」メートル(笑)みたいに作内で風として吹きまくるので「おお随分とノリがいいな」と思ってしまう。選曲を含めて「臭い」「アツい」と感じるのだが、これを心地よいと感じられれば新海アニメにベタ惚れなんだろうな。音楽好きならばミュージッククリップのテイストが入っていないか?と音楽ビデオをみてきた嗅覚が働くはずだろう。あるいは昨今の書籍方面の流行りでいれば「ライトノベル」との兼ね合いで考察してみたくもなる。



    評価としては冷厳にいくということで、採点については、ずばり星三つだ。

    ただし私はこの作品は「星四つに届きかけている」とも感じており、とくに途中までは「すわ!名作か?」という期待をもったが、後半からダラ下がりに粗が目立ったかなぁということで、キャラ設定などいろいろあってちょっと失望感があり、それでも星三つをキープしているのだから、これだけのアニメなら「労作」ということでそこも評価して、できれば映画館の大ヒット御礼の功労で星四つにしたいが、評価する側の年の功もあり「やはり冷厳に」ということで星三つが妥当だろう。
  • 3点 ヒキタさん! ご懐妊ですよ
    ヒキタさん! ご懐妊ですよ
    年の差婚と妊活の両仕立ての夫婦映画。だいぶ年下の妻と暮す作家の男が妊活に励んで苦労するという筋書。本編に登場する松重豊演じる「ヒキタさん」は実在する作家ヒキタクニオであり、したがって劇中の妊活は創作と…(続きを読む)
    年の差婚と妊活の両仕立ての夫婦映画。


    だいぶ年下の妻と暮す作家の男が妊活に励んで苦労するという筋書。
    本編に登場する松重豊演じる「ヒキタさん」は実在する作家ヒキタクニオであり、したがって劇中の妊活は創作というわけではなく実話をもとに語られているのだという。


    この映画のキモは、人工授精や顕微授精に挑む夫婦の姿をどうとらえるかだが、あの手この手の妊娠や出産をめぐる生命操作や生命倫理の賛否両論あるなかで松重と北川が演じる夫婦は「賛成派」ということになろうか。それでは片手落ちとみえて断固反対の姿勢を示すのが伊東四朗演じる妻の父親だ。


    産婦人科でのエピソードは噂には聞いていたが映画を通じて改めて視ると何とも言えない光景である。
    いいもわるいも、子供が欲しいんだからこのぐらいは我慢するべきか、それともここまでやる必要はないのか。

    無理する必要はない、なにも俺はね、子供なんて。といった調子で夫が否定する向きもなきにしもあらずだが、妻の一存で(?)妊活はどんどん進んでいく。

    父親との仲も険悪になりはじめるのだが、ああだこうだと言い争いが勃発するが妊活だけはどんどんリトライが繰り返されていき、後半になるとやがて。。。


    採点は星三つ。
    よくもわるくも妊活を綴っているだけだった。それ以上でもなければそれ以下でもない。
    妊活がどういうものかを知りたいという興味があれば「そこそこ視られる」はず。
    「知っているよ」「体験したよ」というのであれば追体験の映像ということになり観方が多少変わるかもしれない。
    年の差があっても夫婦は夫婦なので今どきそこをアッピールする新作の邦画を撮ってもインパクトは薄い。

日本映画の最高峰にして大人向けの成瀬巳喜男

日本映画の最高峰は誰か。 黒澤か。小津か。 いや。成瀬でしょ。 最高といえそうなのは成瀬では?と、さらっと言える人は、普段は地味だけど怒らしたら「ちょっと怖い人」かもしれない。 ちなみに成瀬作品は、どれもこれも、平均的に大人びている。 だから、これ一つという調子で個別作品を選抜できる感じではなく、一つがダメだというのなら成瀬が撮った全作品が選抜にはならないはずだ。 すべてが成瀬作品だが、強いていえば、なかでも天才女優の代名詞「でこちゃん」こと高峰秀子の出演作が見逃せない。
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