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  • 5点 妻、小学生になる。 Vol.1
    妻、小学生になる。 Vol.1
    しんだはずの妻が小学生になる奇跡の家族再生ドラマ。主演の子役が鰐淵晴子の再来とも言われている。NHK連続テレビ小説「おちょやん」では女優・浪花千栄子の子供時代を演じた。朝ドラは「スカーレット」でも一部出…(続きを読む)
    しんだはずの妻が小学生になる奇跡の家族再生ドラマ。


    主演の子役が鰐淵晴子の再来とも言われている。
    NHK連続テレビ小説「おちょやん」では女優・浪花千栄子の子供時代を演じた。朝ドラは「スカーレット」でも一部出演していたようだが未見。

    大人の女優が相手でも引け目をとらない貫禄の芝居。多面的表情の作り込みがプロレベル。毎田暖乃(のの)は弱冠10歳である。

    ドラマ化に際しては200名のオーディション候補者がいたが1人も適役がおらず苦戦していた。書類審査を含めると総勢300名を超える(多すぎて定かではないという)候補者を探し求めたがそれも挫折したようで、遂には選考の審査枠を中学生から二十代後半まで拡げたというが、結局だれも該当者がいなかった。原作のコミックに基づく10歳の小学生妻という役柄の設定はそもそも実写ドラマ化が可能なのかという根本的な疑惑が生じていたという。そこで当時「おちょやん」や「しゃべくり007」に出演していた毎田に白羽の矢が立てられ2年がかりで口説き落としてオーディションに加えたところ、(その場にいた候補者たちも)万場一致でこの子しかいないという雰囲気のなかで審査合格の運びになったという。

    ドラマの内容については、七話のクライマックスがいい。まるで多重人格障害のような驚くべき人格チェンジであった。だけど八話以降は失敗シーンもある。ちょっと変身を急いだ感じで段取りじみた大げさな芝居になってしまった。脚本が詰め込み過ぎなのとテンポがよくなかった。しかしそれを補うほどの出来栄えで連続ドラマの話の先が気になり待ち遠しい。こんな機会は久しぶりである。

    石田ゆり子にバトンタッチすると石田のほうが優しさが「安定」していることが判る。やはり子役とはキャリアが違うという気もした。

    しかしながら由紀さおりと貴恵。石田ゆり子と万理華の共演シーンでは、毎田は一人二人役の難役でありながらも完全に五分五分の演技で渡り合えるので、そこが天才であるとして絶賛された。



    九話をみていて気づくことは、娘役である蒔田という女優も相当な実力派であったことが知れて、母親を失って沈み込む地味子と小学生妻に励まされて本来の明るい調子を取り戻した普通の女子を演じ分けていたんだな、ということだった。

    雑誌のインタビュー記事で蒔田が語ったところによると、子役の毎田は「わたしよりもしっかりしている」とのことだった。
    とはいえ、このひとは七歳で自分も子役デビューしており、数々の優秀賞を受賞している。とくに報知映画賞では助演女優賞であるが、新人賞から二年で二冠連覇は史上最速で史上最年少だという。

    最終回は、ドラマの陰の主役ともいえる「食」をふんだんに盛り込んだ家庭レストランと家庭菜園が舞台。



    採点は驚きの星5つ制覇。

    ただし何もかもパーフェクトではなく失敗シーンがある。採点上は「星4つでは不足」という解釈で受け止めてほしい。けれども4点と半分みたいなセコイ星のつけ方もどうかなと思ったので、そこは思い切って星5でいいのではないかと思う。

    このドラマは、霊魂不滅説または魂仮説に基づいて「なりかわる(入れ替わる)」といったお馴染みのスタイルなのだが、妻が小学生になるというユーモア精神が垣間見えるほかに、ムズカシイことをいえば身内の者を突然亡くす「喪失体験」と呼ばれる厳しい心的な負担を再現してもいる。これは配偶者などを亡くすと誰の身においても起きることとして広く知られているが心身症などが回復するまでの期間は人によりけりで早ければ1か月(急性ストレス障害と同じ)で回復しだし、通常は1年間は続くとされている。わたしの親族でも夫をなくした妻が「眠れない」などの不安心理を1年間ぐらいは訴えていたが年単位で経過観察すると次第に元気を取り戻すので事なきを得るのだ。1年以上も長きにわたり喪失体験で打ちのめされると厄介で、いわゆる鬱状態になりがちだ。本作のドラマでは妻(母)の死亡後10年間も止まらない「(遺族の)喪失体験」をプロットしているので深刻な病といえよう。

    出来過ぎた妻(夫)。出来のいい息子(娘)。こういった「かけがえのない人」を失うと人間はどうなってしまうのか。いままでずっと誰かに依存することで安心を得てきた我々は今後どうすればいいのか。

    時代を経るにつれて核家族が失われ単身世帯(おひとりさま)が殖える日本社会という現在進行形の有り様もあるが、それでもなお一つ屋根の下に親子数名が暮らす家族・家庭にとって「食卓とは何か」といったことも含めて、このドラマは「日本人の魂」の拠り所をうまくキャッチして「ほっこり」するドラマに仕立ててある。人が死ぬという哲学めいた喪失体験のムズカシイ話になりがちだけどムズカシクしないファミリードラマとして健気で純情である。


  • 3点 35歳の少女 Vol.1
    35歳の少女 Vol.1
    事故後に35歳で目覚めた少女の家庭の悲喜劇。事故に遭い時が止まり、目覚めた自分がもし大人のカラダだったら、、、。というIF物語で、状況設定に驚くのは前半の放送回ぐらいで中盤にかけては事情が全部飲み込めて…(続きを読む)
    事故後に35歳で目覚めた少女の家庭の悲喜劇。


    事故に遭い時が止まり、目覚めた自分がもし大人のカラダだったら、、、。というIF物語で、状況設定に驚くのは前半の放送回ぐらいで中盤にかけては事情が全部飲み込めてしまうので「中だるみ」が生じていくが、どのようにして壊れてしまった家庭関係を修復していくのかが後半部の見ものとなっていた。


    採点は星三つ。

    見どころとしては、10歳の少女のメンタリティを女優としてどう演技するのかといった主演の柴咲の所作であったり、厳しめの母を演じる鈴木とのやり取りも注目すべき点で、そのほか献身的なサポートの幼馴染の坂口といったあたりも注目度が高いのだが、(役柄として)どいつもこいつも弱気で頼りない。そのため糠に釘うち、暖簾に腕押しといった弱含みの展開なのだが、周囲の人間が思っていたほど頼りにできないからこそ少女が逞しく「自立」していくといった転換が図られていて、観終わってみると「遅れてきた少女の青春ビルトウィングスロマン」といった成長譚だったことが知れる。なんていうか事故うんぬんを省いてしまえば艱難辛苦を乗り越えていくキャリアウーマンの生きざまのようにさえ感じられた。


    幼児退行的なヴァージンロードの場面を期待してしまったが、そこまで乙女ちっくで初々しくはなく全体として凛とした「おとなの女性」の作りを意識させるので本編内容はだいぶ「よそよそしい」対人関係で非常にドライなタッチであり、このあたりは現代日本の病理でもある「おひとり様」ブームを皮肉っているようにすら感じられる。事故のせいでこうなったと考えると作品が訴求したいエッセンスが分からなくなるかもしれない。仮にドラマで描かれるような昏睡状態にならなくても家族の離散は今では珍しくない社会問題だろう。それに加齢とともに寝てても起きても35歳なんてアっという間に辿り着く。心はまだ若いままでも自分の姿を鏡でみて愕然とすることは普通に「あるある体験」なのだ。


    いろいろ考えさせられるドラマなのだが、いかんせん物語として幅広ではない。寓意として捉えても分かり切った内容であるように思えてモヤモヤや苛立ちが募る。やはり事故のせいにしてしまうという滑り出しからして発展性に乏しい。SFになりきれてもいないので「秘密のアッコちゃん」のような遊び心が足りない。母と娘のガチンコ的な女優対決が見ものだが「老け込み」が気になる。少女と題していながら沈鬱な場面が多すぎて華やぐ場面に乏しい。芝居は柴咲も上手いし坂口も上手い。脇役も真面目に打ち込んでいると知れる。だけど演技だけで場面を引っ張る。とくに柴咲と坂口の間合いには神聖な空間が出来上がっている。これひょっとしてドラマじゃなくて舞台にしたほうが「真正面で人と向き合う」掛け合いに純化できるのではないかと思う。それらしき空間表現も随所にあるので芸術性に偏ってしまったかも。



  • 3点 キネマの神様
    キネマの神様
    映画制作に思いを馳せる老境を描いた松竹100周年記念作品。「キネマの天地」とカブってしまうが本作は続編ではないだろうが時代精神や舞台が似通っている。山田洋二監督作ということで「虹をつかむ男」を彷彿せざ…(続きを読む)
    映画制作に思いを馳せる老境を描いた松竹100周年記念作品。

    「キネマの天地」とカブってしまうが本作は続編ではないだろうが時代精神や舞台が似通っている。山田洋二監督作ということで「虹をつかむ男」を彷彿せざるをえないかもしれない。いずれにしても映画バカを基軸とした映画への愛好や愛着といったものを丹精に織り込めた作品の一作であり、おそらくは「ニュー・シネマ・パラダイス」に触発されたようなところが大だが、映画(シネマ、ピクチャー)というよりも時代をだいぶ過去に巻き戻しての「キネマ馬鹿」のような往年の松竹の邦画へのオマージュであり、狭義的には松竹大船撮影所の「先輩諸氏」への記念でもあるのだろう。

    志村けんが急逝したので主演が沢田研二に交替したことでも報じられたが、作品中にコロナパニックの様子だとか志村けんを悼むシーンなども垣間見られ、いささか本編内容から脱線したかに思えるフシもあるが宣伝材料としての話題性を勝ち取ったような受け止め方をすれば「転んでもたたでは起きない」といった不屈の松竹魂を綴ったキネマトグラフということか。


    採点は星三つ。

    可もなく不可もなくで、要所要所に松竹キネマへの熱い思いが感じられるところは感心したが、前半の貧乏劇のようなところは閉口気味で現代劇のはずだが令和でも平成でもなく時代設定が昭和期にしかみえない。飲みの席で映画談義に耽るあたりは同調できないと追随できなくなるシーンもある。撮影所近くの飲食店で事実こういう打ち上げ会があったのだろうが浮かれたり舞い上がるシーンが大仰に受け止められるのはやむなしだろう。また本作は予想外にラブロマンスがてんこ盛りとなっていて映画作りにお熱をあげているだけでなくマドンナ役として永野芽郁を配した恋愛劇のほうに熱っぽさを感じられる仕上がりになっている。



  • 3点 プラットフォーム
    プラットフォーム
    格差社会を皮肉った高層プラットフォームのサバイバルスリラー。一見してカナダの「CUBE」の類似作に思えるが産地がスペインである。スペインは若者の失業率の高さで知られた国であり格差社会が深刻なので本作にもそ…(続きを読む)
    格差社会を皮肉った高層プラットフォームのサバイバルスリラー。


    一見してカナダの「CUBE」の類似作に思えるが産地がスペインである。

    スペインは若者の失業率の高さで知られた国であり格差社会が深刻なので本作にもそういった社会問題を反映しているようだ。

    下層にいくにつれて・・・というのが見どころであり謎ときの要素があるのだが、いかんせんラストまで観ても鮮やかな解決とは言い難い。

    シチュエーション・スリラーでもあり状況のみをゲーム世界のようなかたちで「サバイバル」として堪能するほかないのだがグロい不快な場面がある。

    スペインは格差社会であるだけなく福祉政策を行ってもいるので格差と再分配問題とが「共存(共生)」するという奇妙な重なりがあるだろう。


    見始めると先ず、老獪な俳優に圧倒させられるのだが、本作の主演がなんとなくイエス・キリストの風貌に思えたり、もしくはセルバンテスの作品にでてくる登場人物に思えたりもするのだが、色々考えてみるにつけ、これ一つという納得のいく分析ができず煮え切らない展開となっている。

    下の人間たちは、上の人間の「おこぼれ」だけで食っているというシーンだけでいうと、これはなんだか現代社会の人種差別への皮肉であり世界的な食糧危機などを連想したくなる。リアル社会を参照すれば事実そうなのかもしれないが、それはそれとして、映画にでてくる垂直構造の建物の狙いが分かるようでいて分からないのが解せない。作中にヒントがなにもないわけでないが、後付けとしか思えない解説の話しを聞いても「だから何だ?」と首をかしげてしまう。哲学的に追求しだすと「この世がなんであるか誰も分からない」という箱庭のような認識上の宇宙像を閉鎖的に映像で綴ったことになるのかもしれないが、後半につれて「おっ」と思える意外なシーンの盛り方が少なすぎる。


    採点は星三つ。

    謎解きが愉しめて悩ましい格差社会をプラットフォーム化したところはプラス評価。
    マイナス評価としては、イッパツ的な「穴」を狙った作品構想に思え、しかもグロさばかりが陰鬱として伝わっており、細かい居住設備の不備などがツッコミどころとして気になりだす。
    サバイバルゲームの攻略法を独自に思いつくことは可能であると思うから、そこもマイナス点になりかねない危うさがある。


日本映画の最高峰にして大人向けの成瀬巳喜男

日本映画の最高峰は誰か。 黒澤か。小津か。 いや。成瀬でしょ。 最高といえそうなのは成瀬では?と、さらっと言える人は、普段は地味だけど怒らしたら「ちょっと怖い人」かもしれない。 ちなみに成瀬作品は、どれもこれも、平均的に大人びている。 だから、これ一つという調子で個別作品を選抜できる感じではなく、一つがダメだというのなら成瀬が撮った全作品が選抜にはならないはずだ。 すべてが成瀬作品だが、強いていえば、なかでも天才女優の代名詞「でこちゃん」こと高峰秀子の出演作が見逃せない。
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